焼き肉

焼き肉の網を挟んで、向かい合って座りました。彼の青い目と、 青いネクタイがとても似合っていたので、「ブルーが似合うんだね。」と彼に言いました。 今までの外国人彼たちに目の青い人はいませんでしたし、目の青い友人もこれまでいませんでした。 正直なところ、ライトブルーのきれいな青い目をしている彼と正面から向き合って、 目と目を合わせて話すのは少し変な感じがしていました。 シベリアンハスキーの青い目を思い浮かべてしまうからです。 さらに、出会い系を見ているつもりなのに、なんだか吸い込まれて行くような感じすらしました。 日本語も話せるし、お箸も使えるし、考え方や感覚も私と似たようなところがあるけど、 やっぱり彼は本当に別の国から来た人なんだなあとそのとき彼の青い目を見ながら思いました。 身体の大きい割には、そこまでガツガツ、バクバクと食べる人ではない彼に少しびっくりしましたが、 私も空腹の割にはドキドキであまりたくさん食べることができませんでした。 「知ってる?日本では、焼き肉を食べに来るカップルって、すでにエッチをしたカップル、 もしくは、もうこれからエッチをしますよ、 っていう段階まで深まったカップルなんだよ。」と、私は彼に教えました。 私としては、『あなたはどう思ってるの?もう私たちはそこまでお互いの気持ちが高まってるの? これから私たちはどうなるの?コミュニティー』という自分の疑問を投げかけたつもりでした。 しかし、案の定、彼は「なんで?焼き肉とどう関係があるの?」と、全く私の意図を汲んでくれませんでした。 お会計は彼が全て済ませてくれました。「ごちそうさま。ありがとう。」 そう言う私にコートを着せてくれる彼。そして二人で手をつなぎながら家までの道のりを歩いて帰りました。
Filed under: メル友 — admin 2:43 PM  Comments (0)